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JOHN LAKES from PORTUGAL [FOOTWEAR(靴)]

久しぶりの更新、忙しくて申し訳ないです。ここ1ヶ月で、釜山、東京、広州と各地へ出張の日々でした。さて、我々はもう、秋冬商品の入荷準備に入っています。ポルトガルの北部にポルトという古い都市があります。ポルトワインが有名なこの都市の近郊に本格的にグッドイヤーウェルトの靴を作るメーカーがあります。尚,ポルトの近郊はポルトガルの中でも靴の産地です。そのメーカーは1965年に創業を開始したARTUR PINHOという社名のメーカーで、創業以来コツコツとヨーロッパの名だたるブランドの下請け工場として本当に真面目に靴を作っていました。イギリスのノーザンプトンあたりにあるトラッドメーカー同様、乗馬靴やゴルフシューズなども手がけていましたが、数年前に創業者の娘婿が社長業を引き継ぐにあたり”自社でブランドを立ち上げて世界に売りにいこう!”との目標のもとJOHN LAKESブランドを立ち上げ,下請け仕事で培った経験を元にドレスとカジュアルの両方のコレクションを展開。その時期にあるポルトガル人から紹介を受け我々が彼らの日本の仕事を請け負うことになりました。33歳の現社長は見た目も行動も50歳並の貫禄で、常に自社の靴のことを考える真面目な男です。毎朝5時半に起床し、7時には工場に来て、夜遅くまで工場にいる。余談ですが,日本に来日した折、外国人が夜に遊びに行きたがる六本木に連れていったのですが,全く興味がなく、神田の寿司屋で9時過ぎまで呑んだら、ふらふらになって帰りました。真面目な男ですが,ちょっと抜けたところがあり、日本に来る時に飛行機に預けるトランクの中にポルトワインを数本入れたが、日本到着時にそのトランクは紅色の汁がこぼれた状態になっており、衣服も、サンプルもすべてパーにしたこともあります。そんな男が率いるJOHN LAKESも今年から日本向けに商品を開発し、つい先日商品が入荷しています。イタリアのインカス社のPARAMAという濃淡の出る仕上げができるカーフレザーを使い、あえてスタイル重視の為,マッケイで作った3商品です。尚,この社長の話はおもしろおかしい話があるので、それはまた後日。10082br1.jpg10082br3_.jpg20034br11.jpg

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ベアトラック

各地への出張、お疲れ様でした。
神田の寿司屋・・・あそこですね。随分とご無沙汰です。
by ベアトラック (2009-06-25 20:08) 

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